がん治療を支える口腔ケア [薬学の時間]
2009/11/03(火) 00:00

薬学の時間
2009年11月3日放送分
「がん治療を支える口腔ケア」
静岡がんセンター歯科口腔外科部長
大田 洋二郎 

 こんにちは、静岡県立静岡がんセンターの大田洋二郎です。今日は、「がん治療を支える口腔ケア」というテーマで、がん化学療法に伴う口腔トラブルについて解説をいたします。


ビスフォスフォネート系薬剤に関連する顎骨壊死 [薬学の時間]
2008/09/09(火) 00:00

薬学の時間
2008年9月9日放送
「ビスフォスフォネート系薬剤に関連する顎骨壊死」
兵庫医科大学歯科口腔外科学教授
浦出 雅裕

はじめに
 ビスフォスフォネート(BP)は、悪性腫瘍に伴う高カルシウム血症や多発性骨髄腫による骨病変、乳がん、前立腺がんなどの骨転移、骨粗鬆症に対して投与され、骨痛や病的骨折などの予防や治療、がん治療により誘発される骨量減少の改善など臨床的有用性の高い薬剤です。しかし、最近、特にBP注射薬使用患者においては、その副作用としての顎骨壊死の発症が問題となっています。発生頻度は低いものの、その多くは抜歯などの歯科治療を契機として発症し、標準的な歯科治療には反応せず極めて難治性です。ここでは、BP製剤に関連した顎骨壊死(Bisphosphonate-related osteonecrosis of the jaws、以下BRONJ)の臨床病態と診断・治療に対する欧米のガイドラインについて概説します。