災害医療における薬剤師の参加とその意義 [薬学の時間]
2008/09/18(木) 00:00

薬学の時間
2008年9月18日放送
「災害医療における薬剤師の参加とその意義」
日本赤十字社医療センター薬剤部・国際医療救援部
小林 映子

日本赤十字社における災害医薬品の管理と利用
 災害医療とは、地域社会の機能が麻痺した状況下での医療であり、治療やすべての局面において優先順位をつける「トリアージ」が重要です。限られた医療物資と人材という制約のなかで、膨大な被災者の要求に対応し、最大限の効果を得る必要があるからです。災害医療というと、緊急時の活動ばかりが注目されがちです。しかし、私が提唱する「災害救援薬剤師」とは、災害用医薬品の選定を含めた災害準備から関与し、情報網と人的・物的管理能力を生かして緊急時に効果的な対応ができる薬剤師です。