小児の脱水症に対する経口補水療法 [薬学の時間]
2009/08/06(木) 00:00

薬学の時間
2009年8月6日放送分
「小児の脱水症に対する経口補水療法」
関西医科大学小児科学主任教授
金子 一成

 私たちの体の約60%は水分で構成され、この中には、ナトリウム、カリウム、塩素などのミネラルが含まれています。体内の水分は体温調節、酸素や栄養分の運搬、老廃物の排泄といった生命活動にかかわる重要な役割を担っています。また小児の発育に水分やミネラルは欠かせません。一方で乳幼児は体重に占める水分の割合が大人よりも大きく、脱水症を起こしやすいという特徴があります。
 そこで今日は脱水症とは何か、そして小児において脱水症はどのようなときに起こるのか、さらに脱水症を治療するにはどのような水分補給をすればよいのかを解説いたします。


経口補水液の使い方 [薬学の時間]
2006/09/05(火) 12:15

薬学の時間
2006年9月5日
「経口補水液の使い方」
つるのぼるクリニック(福岡市)院長
津留 徳

世界的には経口補水療法が普及しつつある
 福岡市で小児科クリニックを開設しております津留でございます。本日は、主に小児の「経口補水液の使い方」というテーマでお話させていただきます。
 近年、小児の急性胃腸炎は軽症化しています。ところが、わが国では急性胃腸炎による下痢・嘔吐に対しては、経静脈輸液を投与して同時に消化管の安静を図るという治療がいまなお一般的に行われております。