サリドマイドの適正管理 [薬学の時間]
2009/03/17(火) 00:00

薬学の時間
2009年3月17日放送分
「サリドマイドの適正管理」
京都桂病院薬剤科長
中西 弘和

はじめに 
 再発又は難治性の多発性骨髄腫の治療薬として、2月にサリドマイドの販売が開始になりました。多発性骨髄腫の患者さんが待ちに待った治療薬の正式な販売であり、非常に喜ばしいことです。しかし、サリドマイドは過去に催奇形性を起こし、多大な被害をもたらした問題の薬物で、今もこの薬害を背負って生きておられる被害者の方々がいらっしゃいます。今回の発売に際し厳重な管理体制が義務付けられましたが、それは当然のことであり、サリドマイドを取り扱う者はその意味を十分理解すべきです。