日薬アワー「薬学生の長期実務実習について」 [薬学の時間]
2010/07/11(日) 17:54

薬学の時間
2010年6月17放送分
日薬アワー「薬学生の長期実務実習について」
日本薬剤師会常務理事
森 昌平 

 5月17日から6年制の実務実習がスタートしました。実務経験を積んだ薬学生を社会に送り出すための第一歩を踏み出したという点で、薬剤師にとって歴史的な日となりました。
 平成16年に学校教育法、薬剤師法一部改正法案という薬学6年制関連2法案が可決成立して以降、日本薬剤師会では6年制実務実習の受入体制整備を最重要課題と位置付け、関係省庁、薬科大学・薬学部、薬学教育関係団体等多くの関係者とも連携し、そのための準備を進めてまいりました。薬学部は医学部等とは異なり、薬局・病院共に、外部の施設を中心に実習を行うことになるため、1万2000人を超える学生を全て受入れられるかと、当初は不安もありました。しかしながら、多くの関係者の多大なご尽力とご協力のお陰で、無事にこの日を迎えられました。
 本実務実習は、社会、医療関係者からも大きく注目されており、国民の医療の質の向上に貢献できる薬剤師を養成するために、何としても成功させなければなりません。薬局薬剤師のみならず、全ての薬剤師の理解と協力無くしては為し得ません。将来を担う薬剤師のために、皆様の引き続きのご協力をよろしくお願いします。
 5月17日に実習がスタートして、約1カ月が経過しました。今日は、実習を行う上での「安全管理体制の整備」「トラブルへの対応」「学生の評価」についてお話ししたいと思います。